LIFE LIKE BLUE

Diary Log-2003-07

7月31日

編集していた番組を何とかCATVに納入できました。もう何を書く力も起きないので、とりあえず放送日と時間だけ。

8月8、9、10日の3日間、13時30分と19時30分の2回、計6回放送されます。

もし、CATVの放送圏内でお時間のある方は見てやってください。まあ、観れるのは本当にごく少数ですが…。この評価如何によって、また仕事が来るか、映画を流してもらえるかが決まってくるので、是非「よかったです」という感想をCATVの方まで送りなさい。いや、嘘、送ってあげてください…。

7月30日

('A`).。oO(ダメポ…)

7月29日

('A`).。oO(眠い…)

7月28日

昨日から千葉。祖父母の家に泊り、翌朝から奉仕作業。仕事は庭の草刈りと枝切り。編集で怠けきった体には酷ですわ。伸び放題の草をガンガン切っている最中、ふと腕を見ると蚊がわらわらと腕に群がっていました。うああ…!まあ、今まで孫らしいことは何一つしていなかったので。このくらいはね。

帰りに『踊る大捜査線 THE MOVIE2』を観てきました。いろいろ言いたい事はありますが、それは別の機会に。これを書いている31日の深夜現在、37時間ほど寝ていませんので…。

東京から帰ってきて、そのまま編集へ。正直この辺が一番ヤバかった。見知らぬ番号から着信があったので、かけなおしてみると、よく行く洋食屋のおばちゃんからでした。いわく飯を食わしてやると。以前金がない金がないと言っていたら、材料が余ったら連絡すると言ってくれていたのですが、まさか本当にくるとは。何かあまりものにしては豪華なものをいろいろと食わしてくれまして、ありがたいやら申し訳ないやら。

7月27日

番組編集を一旦中止して東京へ。まあ用件は映画、といいたいところですが。千葉の祖母が脳溢血で倒れたとかで、母親と一緒に介護の旅でした。行く前に新宿で一本見ていくつもりでしたが、連日の疲れからか、寝坊して私鉄の列車の時間に2分間に合わず、結局次の電車まで1時間待ち…。ローカルが…!

途中で寄った青山ブックセンターで、憧れのHOLGAを購入。いつも欲しいと思っていて、大抵そういう時は金もあるんですが、何となく買い逃していたのを思い切って購入。これでアーティストの仲間入りだよ!

7月26日

昨日は突発的に入った警備のバイトで、一日中旗振りをしてました。しかも途中からひどい雨降りでパンツまで浸水し、その帰りに直接お祭りの神主さんの所へ追加インタビュー、その後徹夜で昼まで編集と、地獄のような一日半でした。家に帰ったら、玄関をくぐったあたりから記憶がなく、起きたら暗くなってました。最近は24時間以上活動すると駄目ですわ。

昨日はひどい雨だったです。梅雨+夕立といった感じの豪雨。道がことごとく川のようになっていて、一日で靴が三足使えなくなりました。これなら九州で起きた災害も納得ですな。うちも裏が山なので怖いです。

注文していた白鳥マイカのアルバムを購入。誰も知らないだろうなあ。まるでアニソン歌手のような名前ですが、最近ではイオンのCM曲を歌ったりしてます。ファーストの『花園』は、名曲ぞろいの傑作でした。新作もいい感じです。前作も今作も、4曲目が非常にツボでした。音の中に、孤独感みたいなものがにじんでいる感じが好きです。

明日は、この忙しい中泊りで東京に行ってきます。『踊る〜』と『BRU』が観れたらいいなあ。

7月24日

先週取材してきたお祭りの編集を始めました。最初はまったくイメージがわかなかったけれど、いろんな人とフィルムを見ながら雑談しているだけで、いろいろアイディアが出てきます。自分が担当していなかった部分のインタビューや映像もよく撮れていて、ようやく全体の形が見えてきた、という感じです。

実際、編集というのは、撮った当初は自分でイメージしていたことが、ふとした瞬間の思いつきや偶然によって、全く違った形で見えてきたりするので楽しいです。「自分が見たいもの」が原動力の僕のような人間にとっては、特にそうです。いつもは一人で編集するのですが、昨日も今日も部の人間がいてくれたので全然退屈しないですみましたし。まあ、周りで「みんなのゴルフ」をやっていただけですが。

明日は朝一でバイトです。めんどい。これから少し忙しくなるので、更新が飛びがちになるかもしれませんが、許してください。

7月22日

ゼミの飲み会がありました。僕は本当にこのゼミに入ってよかった。いや、何となく。

疲れてたので2次会やめて帰ってきました。少しお金の使い方を考えないといけないです。今頃カラオケでアニソン大会をやっているでしょう。

帰ってから何となく『地獄の黙示録』の特別完全版を観ていたら、マーティン・シーンのモノローグがやたら鬱で、見ているこちらも非常に鬱になって来ました。いや、こういう鬱なのは好きですけどね。この映画の成功のひとつはこの内省的なモノローグだと思いますし。台詞がカッコいい。「これが我々のやり方だ。機関銃で撃っておいて、絆創膏を与える。欺瞞だ。欺瞞が憎い」とか「正気でいたかったら、船を下りてはいけない」とか。現代でも全く色あせない。

しかし、何度観てもこの映画は傑作ですな。適度に哲学的で、適度にエンターテイメント。こういう、嫌味なく観客に考えさせる映画は本当にすごいと思います。この作品を見ていると、映画というもののすごさがよく分かります。特に完全版は、ともすれば50分に及ぶ追加映像に注目がいきますが、それ以外にも、オリジナルで昼間だった部分が夕方になっていたり、ビデオ版では写っていなかった部分が写っていたり、オリジナル比べてみると"映画的"な技術における利点がよく分かります。個人的には、この映画で最も有名な、朝焼けの出撃のシーンの映像が、オリジナルでははっきりしなかった色合いがリマスターと彩色で格段にきれいになっているのが一番驚きました。昼間のシーンが夕方になったり、光源の具合を変えたりといった、「画像の加工」が映画らしい技術だとつくづく感じます。写真や演劇などの媒体では許されなかったりできなかったりする、映画ならではの最大の利点ですな。

もうひとつ感じたのが、同じ戦争映画でも、最近観た『ブラック・ホーク・ダウン』とは撮影技術における性質が全然違うということ。『地獄〜』があくまで「傍観」を基本とした「映画」だとするなら、たしかに『BHD』は臨場感や主観に重点を置いた「ドキュメント」に近いつくりになっています。役者との距離やカメラの位置や動きなど、技術的な部分を見ていけば、そういったことがよく分かります。映画というのはやはりすごいなあ。

かなり無理やりなまとめ方でスマソ。

7月20日

なんだか、ADSLがつながったり切れたり。調子悪い。

しかし何だ、書くことがない毎日が続く。せっかくだからいろんな人に謝ろう。

tep。HN間違えててごめん。あと、何かリニューアルしてからリンクがつながってなかった。ごめんよ。

st-one。日ごろからいじめて厳しいことを言ってごめん。でも日記の名前がそこはかとなくうちとかぶってるぞ?

kt。お金借りてごめん。でも本当に食うものがないんだ。その証拠に今日もそばしか食ってないぞ?

ゆずなさん。お金借りてホントごめん。あと、飲み会の後そのままでばっくれてごめん。

ああ、なんかもういいや。書くことがないのに、無理やりこんなことを書いていても空しいだけだし、何より見てる人に怒られるだろう。明日からまた忙しくなるんだ。そうしたらいくらでも書くことができるだろう。

近いうちにWorksをオープンします。『SKYFISH』の構想も段々できてきたんで、そこで発表できればいいなあ、と。

7月19日

昨日の夜は(元)サークルの後輩や仲間と飲みました。酒が飲めるのはよいことです。金はないけど。

そのせいでほぼ一日寝ていたので、特に書くことはない。そういえば、夜WOWOWでやっていた、メル・ギブソン主演の『ワンス・アンド・フォーエバー』を観ました。くどいようですがモザイクがかかっています。でも、それなりに面白かったです。理由はほとんどが戦場シーンだったから。ベトナム戦争の映画だから、ヘリの種類がヒューイだということは分かるし、人物もおぼろげながらに分かるので、軍服の色で敵味方も大体区別できる。なにより、台詞が少ないからストーリーが分からないというストレスがそれほどない。結果的にそれなりに、あくまでそれなりに面白かったわけです。実際、最近は『BHD』を観たせいで、戦場の音を聞いているだけで胸が躍ります。いや、純粋に映画としてね?

それにしても、最近こういう映画は、売り出し方がおかしいことがよくあります。内容を見てみると、ほとんどがベトコンとの戦闘シーンなのに、はじめこの映画の宣伝を見たときは、劇中の一部である兵士とその家族の愛が前面に押し出され、まるで感動のヒューマンストーリーもののように仕上がっていました。しかし、感動作っぽい題名の本作は、そもそも原題が『WE ARE SOLDIERS』。どこからどう見ても兵士万歳!です。内容がほとんど戦闘シーンと分かっていれば劇場まで観に行ったのに、なまじ感動部分を前面に出していたので結局観に行きませんでした。ああ、もったいない。

同じように失敗したのが、メグ・ライアンとラッセル・クロウの『プルーフ・オブ・ライフ』。南米で誘拐された技師と、その交渉に当たるプロの交渉人の、上質のポリティカル・アクション・サスペンスが、技師の妻メグと交渉人クロウの許されない愛の物語に変わっていました。今時そんなネタ昼ドラでもやんねーよ!!

いくら恋愛や家族愛の方が人が入るとしても、結局内容を見た人間が騙された気分になるだけなら、最初から戦争ヲタに絞って呼び込めばいいのに。映画には、その映画にあった宣伝というものが存在します。高い金を払って観る人間を失望させないためにも、正しい宣伝をしましょう。というか、観に行く我々は、それに騙されない眼を持つよう日々努力しましょう、というお話。

最近はそういう風に、面白い映画と(個人的に)駄目な映画を見分ける力が下がってきてるなあ…。

7月17日

今日、後輩の描いた漫画を読んだ。それ自体はさして珍しいことではない、実際彼の原作を借りて、一本映画も作っている。それでも、僕は彼に対して羨望とか、そういうものを感じざるをえない。実際これはいい兆候だ。また、何かを作る気が向いてきているということだ。

以前、父親に将来のことを聞かれ、それとなく映画に関わりたいと言ったとき、お前は映画で何を伝えたいのかといったニュアンスのことを聞かれ、特にないと答えた。その後そのことで小一時間もめたのだけど、そんなことはどうでもいい。要するに、何かを作るのに理由がいるかという話。

僕は、これはまあ日本映画に多いのだが、監督の心情がどうの、考え方がどうのとぬかすのがあまり好きではない。最近でいえば『BR2』がそうだ。監督が急逝したこともあって、子供と大人の関係がどうのとか、監督が言いたかったのはどんなことだと、やけにアピールする。そんなことは、よくできた映画なら、映画を見た観客が勝手に考えてくれる。実際、僕は自分で映画を作っていても、意味だのなんだのはよく分からないこともしばしばある。その辺はある程度、自分で納得できるように考えながらやったり、ひどいときは最後までよく分からなかったりする。むしろ、完成して上映してから、観客に考えてもみなかったことを指摘されたり、自分で観てから「あれ、この映像はこういう意味だといえるんじゃないか?」と後になって発見したりしている。

つまりは、そういうことは声高に叫ぶことではないということ。僕だって好きな脚本で撮って、大勢に観てもらう以上、訴えてみたいことのひとつやふたつはある。でも、そういうことは小声でいい。重要なのは、それを観た人間が退屈しないということと、観た人なりに何らかの感想を持ってもらえるということだ。僕達が言いたいことなんて、はっきり言って大したことではない。あってもなくてもどうでもいいことだ。それに、そんなことは観客の知ったことではないだろう。面白いか、面白くないか、ただそれだけでいい。映画とは本来そういうものだろう。僕たちは映画というもので他人の時間を拘束する以上、最低限彼らを退屈させない義務がある。僕はまあ、それを全う出来る自信はある。

映画に限らず、日常の生活や社会の中でそういうことはあるだろう。でも僕は自分なりの考えとかスタンスはあるけど、必要じゃなければ訴えない。そんなものは、聞いてくれるときに話せばいいんだ。

7月16日

土曜にオフ会、日曜に祭りの撮影と続いたら、一気にへばってしまいました。まったくもってヘタレです。でも、最近疲れがとれるのが遅いなー。寝ても起きても肩の辺に重りがのってるようです。年かなー。

とりあえず、熱帯雨林で注文していた『ブラック・ホーク・ダウン コレクターズボックス』キマスタ━━━━ヽ(゚Д゚ )ノ━━━━!!!!発売日当日配達! 熱帯雨林は、安いのに仕事速くてエライなあ!最近は当たり前か?おかげさまで、残金205円!!どうして、こう毎月毎月キレイにお金がなくなるのかな?仕送りまで残り四日間、どうしたものか。

しかし、実際7000円あまりの身銭払った甲斐はありました。7時間近くの映像特典に加えて、一番欲しかった監督によるオーディオコメンタリーがついたのが一番でかいです。最近のDVDにはよくついていますが、副音声で監督や出演者、製作者などがそれぞれ勝手なことをしゃべくりまわるアレですな。特に邦画のコメンタリーだと、『踊る大捜査線』などの本広監督作品についてることが結構多いのですが、ヘリコプターに興奮する監督と、しきりに金のことを愚痴る製作側の対比が笑えたりします。こういう特典やストーリーボードの静止画、メイキングなどは、自主映画を作っている僕などは、結構参考になったりします。まだ完全にフィルムになってしまう前の制作途中の現場の様子と、自分の撮影現場との対比ができると、非常に参考になりますね。BHDに関しては、3種類、監督のリドリー・スコットと製作のジェリー・ブラッカイマー、原作者M・ボウデンとK・ノーラン、そして驚きの、実際に戦場に赴いたタスク・フォース・レンジャーの復員兵たちによるコメンタリーまで収録されています。つまり、この時点で最低3回は見なくてはならんということですな。

そしてもう一本の見所は、ヘリ強襲シーンをマルチアングルで見せてくれる特典映像。これは、編集される前の、つまり素材の段階の映像が収録されているのですが、これが驚くほどヘタクソです。何だか手前のヘリを映してたと思ったらいきなり奥のゲリラにズームインしたり、映すものを探してふらふら揺れたり、しまいには空撮してる仲間のヘリを映してたり。つくづく編集って重要だなあ、と思いました。

それ以外にも、未公開シーン、ドキュメンタリー2本、CM集、などが入ってなんと定価7800円!!安…くはなかったですなあ、やっぱり…。まあとりあえず200円あれば、近所のスーパーでそばとうどんが買えるから、それを食って生きてゆきますか。最近食事の差が激しいなあー…

7月15日

すいません。眠すぎます。許してください。

今日はゼミの飲み会で、ここ2、3日の疲れがもろに直撃して、思ったより酔いがイイ感じにまわってしまいました。まあ、特筆すべきことは、ついに教授の口から「スレ」という言葉が飛び出してしまったことぐらいかなー。

7月14日

えーと、書いてるのは16日の深夜ですが、あまりに間が開いてるので。

イムコのライターを買ってしまいました。『灰羽連盟』でレキさんが使っていたやつとほぼ同じやつです。深夜に楽天をうろついていたら、そのレトロフューチャーなデザインと、750円という値段に、ついつい手が勝手にクリックしやがりました。

これで火をつけると…まあ普通のタバコですが。なんかいい気分。Zippoより20年も前からライターを作り続けているのに、ほとんどデザインも変化せず、スーパーとジュニアの2種類しかないという頑固さ(?)がステキですな。…節煙しようとしてるのにライターばかり増えてゆくなあ…

先日も書いた『プラネテス』のアニメ化がいよいよ本決まりです。10月からBS-2で放送。……。キ、キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!! 『海猿』のドラマ化といい、NHK-BSは最近なんだかモーニングづいてますな。しかしBS-2というのが曲者。今までの映像作品を見ると、傑作か完璧にこけるかのどちらかのような。とりあえず、公式HPはこちら。願わくば、田辺とくっついてふやける前のハチマキを描いて欲しいものです。『我儘になれねえ奴に、宇宙は拓けねえさ』とね。

7月10日

ああもうウルセエなあ!!今現在、夜中の2時35分なのですが、というか、さっきから寝ようとしていたのですが、どっかの馬鹿が町中に響き渡る大声で飲み会やっててあまりにも五月蝿すぎます。声からするに女の子だけみたいですが、手拍子とコールと頭悪い笑い声が、これでもかと。これが真夏の甲子園だったら全く違和感ない感じですが、今は夜中の2時半だゴルァ!!大概にせや!!調子のんな!!!!!3年半この町に住んできましたが、こんな世間知らずの馬鹿どもはW杯以来ですな。これでまた学校に住民から苦情が来て、学生課がねちねちイヤミを言うんだろうな…。

とにかく、最近ではこの辺で夜中に酔っ払って馬鹿騒ぎする連中が多くなってきている。例年にも増して酷いと言われているらしいと友人が言っていたけど、今もってそれを痛感しています。「まったく最近の若いもんは…!」

この言葉、古代エジプトのヒエログリフにも刻まれていたそうです。

7月9日

カメラ付を買ったのに雨ばっか。

眠いのはおそらく、朝方までカール・フレンチ著『地獄の黙示録 完全ガイド』を読んでいたせいだろう。胃が重いのはおそらく、昨夜12時過ぎに近所の韓国料理屋でユッゲジャンを食ったからだろう。それでも今日は朝9時に起きて、番組制作の打ち合わせのためにCATVの事務所へ行きました。ああ、めんどい。11時という約束の時間通りに着いたのに、すでに事務所前には僕を除く3人の出席者が待っていて、まるで僕が遅刻したかのようでした。なんでだ?

中に入るなり、前回ここに映画放映の件で来たときには始終寝ていた、理事会のご老体の一人が話し始めた。てっきり呆けていると思い込んでいたのでびっくり。ご老体は今回の番組制作が、我々学生とCATVとの合同制作なのか、別々に作るのかをしきりに気にしていた。すぐに別々に作るということが決まったのだが、ご老体は最後までよく分かっていなかったようだ。やはり呆(ry

しかし、今回も前回も先方に呼ばれて赴いたのに、なぜかこちらが是非にとお願いしたからということになっていた。なんて高慢なジジイどもだ。

平均年齢70〜80の理事たちとのかみ合わない会話の結果、とりあえず当日の主な流れ、機材の借り受け、著作関係など面倒くさい確認事項を終え、一応ギャラらしきものももらえることになり一安心。なにより、自分の作ったものが不特定多数の人に見てもらえるというのがうれしいですな。事故と揉め事だけは起こらないように気をつけよう…。

ところで、テレ東で月曜の深夜に先週にやっている『廃墟幻想』という番組が面白いです。5分ほどで、ナレーションもなく淡々と廃墟を映しているだけの番組。しかし、透き通った夕景をバックに屹立する鉄塔や、誰もいない静かな回廊はすばらしく美しい。ぼんやりと眺めているだけで、感覚の奥のほうを刺激されます。いいなあ…

7月8日

「FINE DAYS」
 夕暮れの帰り道に見上げた薄紅色の雲、台所の窓から差し込む朝日、青空に張り巡らされた電線、点滅する信号、鉄塔の立ち並ぶ長い道、やる気のない犬、坂道の途中で見下ろす夕暮れの町並み、嵐の前の湿った空気、厚い雲の切れ間から差し込む日の光とそれを背後に屹立するクレーン、傾いた廃屋、家々の合間から顔を出す電車、路地で遊ぶガキを見下ろしている猫、見下ろされている俺、高圧電線に集まる無数のカラス、ゴミ袋に詰め込まれたマネキンの首、誰もいない古本屋の匂い、風に揺れている洗濯物、日が沈んだ後の紫、どこまでも続いている渋滞のテールライト、銀色の飛行機雲、昼下がりに聞くマット・ウォード、ヘッドライトに浮かび上がる雨の粒、家の軒先から聞こえてくるラジオの気象情報、校庭に転がっているサッカーボール、逆光になって広がる木の枝、夕暮れの土手を走る自転車、裏道を歩く親子連れ、バスの停留所に置き忘れた競馬新聞、ゆっくりと下りてくる踏切の遮断機、夏の夕方のぬるい空気とともに入ってくるヒグラシの鳴き声―。

こういった日常のささやかな風景が、僕の作る映画や人生の中に還元されていくといいなあとか思ったり。

7月7日

七夕です。

控煙2日目にしてダウン。

ダウンといえば、7月16日発売予定の『ブラックホークダウン・スペシャルコレクターズボックス』を予約してしまいました。月末の我が家の家計は未曾有のレッドゾーンに突入です。

最近そばとそうめんしか食ってません。肉が食いたいですな。

今日はこんな話ばかりで申し訳ない。

7月6日

ちょっと油断すると一日なんてあっという間に過ぎていくなあ畜生!

新しい携帯が来ました。前の携帯はちょうど一年目でディスプレイがクラッシュしました。ポケットに入れておいたら、いつの間にか液晶が綺麗なヒビ模様になっておりました。まったく最近の機械はヤワでいけねーよ!

そういうわけで、ここ二週間ほど、一方的に着信のみの生活だったわけですが、どうしてもかけなくてはならない電話もあるわけで。しかし、画面はボタンを押してもキラキラと色を変えるだけ。しょうがないからわざわざ番号打ち込んだり、勘でかけてみたり、果ては何年かぶりに電話ボックス使ったりとかしました。結果、間違えて違う人に堂々と関係ない話をしたり、逆にかかってきた電話に挙動不審な受け応えをしたり、散々です。

で、新しく買ったのは、ソニーエリクソンのA5402S。いろいろ割引でも1万8165円!!これはもはや小型の精密機器です。高級マシーンです。こんなのを街中で平気でブラブラさせてる高校生なんかは、一体何者ですか?援交とかオヤジ狩りとかってそんな儲かるんですか!?…失礼取り乱しました。いやあしかし、カシオのカメラなんか、125万画素って、もはやそこらのデジカメと同じぐらいの機能ですね。すごいなあ。映像まで撮れるようになって…。でも彼女もなく、ムサい野郎友達ばかりの僕に、一体なにをムービーメールさせようってんですかね?嫌がらせですかね?自分撮り?ハッ!いらねーよ!!

今度、地元のケーブルテレビ内で番組を作ることになりそうです。13日に行われるお祭りの、撮影、構成、編集が主な仕事になりそう。もともとは、深夜枠で大学生のイベントや、僕らの映画を流せないだろうかという、先方の理事の一人の方からのお話だったのですが、いつの間にか体よく人材不足の穴埋めになっているような…。まあ、僕の理想はフリーランスなので、こういう他からの依頼による仕事というのも、いい経験になりそうで楽しみですが。

何か最近、にわかに忙しくなってきました。最近廃人同様の生活をしていたツケですな。よーし、がんばるぞー…。

7月4日

博物館資格の授業の展示のために、市役所へ相方と一緒に聞き込みに行きました。知らない人と会うのは、いつまでたっても緊張するものです。たまたま、先方との待ち合わせの部屋を間違えたため、一時間近く待ちぼうけを食ってしまったけれど、その間に相方の友人といろいろな話をしました。彼は変人だけど、知識も苦労も人生経験も僕よりはるかに豊富なのでいつも感心させられます。僕はまだ覚悟が足りない。

たまたまテレビをつけたら、堤幸彦の『STAND UP』という新作ドラマがやってました。ジャニーズJr.が童貞役というありえない設定に、初めはいかがなものかと思っていたけれど、予想に反してなかなか面白かったです。堤幸彦はどんなストーリーでも自分のものにしてしまうからすごい。演技陣で一番よかったのは釈由美子。この人はバラエティなどで見せているキャラと違い、演技に関してはかなり真摯に取り組んでる感じがします。『修羅雪姫』でのアクションもかっこよかったし。あの映画は特撮、アクション、主演といいところをそろえていたのに、脚本と、何より助演の伊藤英明のせいでかなり損をしていますな。あの映画以来、伊藤英明は僕の中で鬼門です。

ドラマといえば、夜中にWOWWOWでやっていた『CSI:2 科学捜査班』というドラマが面白かったです。まあ、視聴料は払ってないのでモザイクがかかったままですが。幸い日本語吹き替えなので内容は分かりました。事件のわずかな証拠をもとに犯人を追い詰めていく捜査官たちの話です。僕は昔からプロフェッショナルという響きに弱いので、こういう話が大好きです。話もさることながら、モザイク越しに見える映像もなかなか面白いです。銃の弾丸が人体を貫通する映像を、わざわざ弾丸の視点から撮ったり、落雷がアンテナからコードを伝って発火するまでが一気に描かれていたり、こういう無駄なところに映像技術を使うのが素敵です。こういう映像を作るスキルも勉強したいなあ。

外国映画や海外ドラマの、会話や演技の独特のノリって、日本の作品では再現できませんな。好きなんだけど。

自衛隊が海外出兵。あまりに無謀すぎる。こんな平和ボケした国のナマクラ兵士がのこのこ戦場へ出て行って、生きて帰れるはずが無い。しかし決まってしまった以上、批判は意味を成しません。せめて彼らが彼の地で自分と仲間の命を守りきれますように…。

7月2日

WTM自衛隊キタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!! 早速1500円分くらい買いました。酔った勢いで。しかし何故か90式と74式ばかり…。これはこれでいいんだけど、個人的にはコブラが欲すぃー…。仕方ないから、機銃を無理やり上向きに曲げて『パトレイバー The movie2』ポスターモデルにしてみたり。

月間アフタヌーン誌上で連載中の『BLAME!』が来月で最終回。・゚・(ノД`)・゚・。主人公が「ネット端末遺伝子」を探して、延々廃墟と化した巨大構造体の中を旅するという実に地味なストーリー。まあ、いつ終わっても流れ的に問題は無かったけど、最近では珍しくコテコテのSF作品だったので、何か残念。まあ、最近では誌上でもヲタ漫画に囲まれて、ひとつだけ異色だったので仕方ないか…。今年の夏に映画化の噂もあったけど、結局どうなってしまったのかなー…。

『TEXHNOLYZE』面白れー!始まったばかりの頃は何が何だか分からなかったけれど、話が進むにしたがって、近未来極道アニメであることが発覚。『アンタッチャブル』とか『ゴッドファーザー』みたいなマフィア物が好きな僕としては、実に(・∀・)イイ!深夜枠であるとはいえ、腕をちょん切るは銃撃戦で自動車ごと吹っ飛ぶは、血まみれオサーンまみれの狂気。主人公はひたすら喘ぎ声ばかり。萌えキャラなど皆無。いやあよくこんなの放送できたなあ。フジは。先週は僕のお気に入りキャラ、というか、何もしない主人公に代わって話を引っ張ってくれていた「飄々とした人殺し」吉井さんがお亡くなりになってしまって、この先大丈夫か?と思っていたのですが、主人公もようやく片言ながら喋るようになって一安心です。是非このままのノリで最後まで逝ってください。

もうひとつ。『モーニング』で『ジパング』や『バガボンド』の影に隠れながらも、ひっそりとした良作『プラネテス』がアニメ化という噂!!ほ、ホントですか?第一話だけでも作る価値ありですよー!!詳細キボン。

何だか今日はアニメと漫画の話ばかりだったなあ。まあいいけど。

7月1日

今日はゼミのフィールドワークで地元の廃鉱山に遊びに行きました。何気に命がけでした。写真をクリックすると割と大きくなります。

入り口
坑内へ
排水管
つらら?

着いて早々、教授が職員に怒られる。遅刻で。2時半集合だったのに、2時半からという予約を入れていたらしい。何だか肩身が狭い。

とにかく道が細くて急で険しい。雨が降っていたせいもあるけど、移動に使った総勢6台の自動車のうち、実に3台がクラッチ焼けなどの不調を起こして脱落していった。乗っている方も気が気ではなかったけど、運転してる連中は死にそうな顔をしていました。というか出発前に、随伴した市の職員が「気をつけないと命に関わる」「責任はもてない」などとやたらと脅かすので、余計に心労が。

僕は割と廃墟とか建築物とかが好きなので、こういう場所は非常にわくわくします。畠山直哉という写真家の『Underground』という、渋谷の地下の川を撮った写真集があって、こんな写真が撮りたいなあなどと思っていたのですが、やはり素人技では難しいですな。

光る壁
実際はこんな暗さ
最奥
帰還

中はひやりとしていて外とは別世界みたいでした。我々は半袖・長靴に原付のメットといういでたちで入坑。夏は冷えた中の空気が外に逃げていくので、酸欠になりやすいのだそうな。本来は入り口から10メートルくらいまでしか入ってはいけないのですが、特別に最奥の地下水をシールドしてある部分まで行かせてもらいました。かつては銅や鉄鉱石を産出し、国内でも有数の鉱山として栄え、映画館や学校を擁する大規模な鉱山街でしたが、今ではその面影は全く残っていませんでした。

その後の打ち上げで、うちの教授が『LastExile』だけじゃなく、『エアマスター』と『宇宙のステルヴィア』も観ていることが明らかになった。2chの実況込みで。あはは。