8月31日
さてさて、テレビで北野武の『座頭市』のCMが流れ始めましたね。予告を見る限りでは、中々面白そうな仕上がりになってます。浅野忠信がいい顔しているし、殺陣のスピード感もよかったし、件のタップシーンも、想像していたほどアレではなかったです。あとはしっかりエンターテイメントに撤していさえすれば、いい映画になると思います。あの作品の根底に流れている重苦しさを、いかに隠せるかが鍵になるかと。
まあ、そういうわけで、この夏〜秋にかけての劇場公開作の、独断と偏見による期待度を挙げていこうと思います。ただ、最近センサーが鈍ってきているので、万一つまらなくても怒らないでください。
まず、現在公開中の『ドラゴンヘッド』。予告を見る限りでは、やはりセットとCG のハッタリがかなり効いています。ウズベキスタンだかどこだかに、丸ごと東京の廃墟を作ってしまったという、あまり例のない大掛かりなセットは、やはり一度見る価値アリだと思います。演技陣は…SAYAKAに藤木直人…。なんとも言えませんな。あまり期待しない方が。監督の飯田譲治には、キムタク主演の『Gift』という傑作ドラマを作った後、『アナザヘブン・エクリプス』で見事に裏切られ、映画版『アナザヘブン』でちょっと救われたという経緯を辿ってきており、順番的には騙される方なのですが…。
で、『エクリプス』で見事にヤッてくれた大沢たかおの『天使の牙 BTA』。主題歌をt.A.T.u.なんかにして、予告の全編に流しまくるもんだから、作品のPRのためのt.A.T.u.なのか、t.A.T.u.のPRのための映画なのかよく分からなくなってきます。演技や映像にはどことなくVシネの雰囲気が臭いますが、そもそも大沢在昌の映画化だし、それ以外になりようがあるか、と。
『HERO』。また泣きそうな顔して戦うジェット・リーを二時間見るのか?観に行った人間の話では、仕掛けは大仰だがツメが甘いとのこと。僕はちょっと『グリーン・ディスティニー』以降のあのアジア世界観にいまいち慣れません。
かなり観に行きたいのが『シティ・オブ・ゴッド』。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロのスラムを舞台にした、ジャリ版『仁義なき戦い』ともいうべきドラッグと抗争のお話。戦慄すべきなのか笑うべきなのか悩むところ。
かつて『スピード』のヒットで90年代のアクション映画の口火を切り、『スピード2』の失敗で一気に転げ落ちたヤン・デ・ボンが監督した『トゥームレイダー2』。続編で失敗した監督を続編に起用するとは、よく分からない人選ですが、映像センスは決して悪くないし、前作のヒットから考えればまあ間違いなく当たるだろうとは思いますが、このシリーズ自体、かつてのインディ・ジョーンズシリーズなどに比べるとどうもパッとしない感じ。少なくとも前作は十分に楽しめたとはいえませんでした。薄いカルピスを無理やり飲まされている感じというか…
往年のテレビシリーズをリメイクした『SWAT』は、まあその名のとおりLAPDのSWATチームの活躍を描くアクション映画。特殊部隊好きの僕のような人間にはたまらないのですが、割とディテイルが適当なのがこういう映画の特徴で…。まあ見ているときに気にならないよう演出してくれればいいんですがね。
リメイクや続編がひしめくハリウッド・アクション映画界において、久々にオリジナルで勝負しようというのが、ブルース・ウィリス主演の『ティアーズ・オブ・ザ・サン』。音楽ハンス・ジマーというだけでもう面白さは5割ほど保障されたも同然で、8名の海兵隊偵察隊員が命令違反で軍に見捨てられながらも、敵の砲火の中、難民を連れて国境へ向かうというストーリーも古典的ながら面白そう。監督のアントワン・フークワは、チョウ・ユンファの『リプレイスメント・キラー』でジョン・ウースタイルの演出をし、その後『トレーニング・デイ』でデンゼル・ワシントンにオスカーを取らすという、何だか矛盾したよく分からない経歴。
そして、クエンティン・タランティーノの待望の新作『キル・ビル』!ずいぶん間が開いたから、僕らより若くなるとその存在すら知らない人も出てくるのでは?劇場では予告がもう流れていましたが、マジなのかギャグなのか、勘違いした日本の描写がいくつもあって、なかなか笑えました。千葉真一とユマ・サーマンが共演というところからすでに逝かれています。楽しみだなあ。
そして、衝撃の『山猫は眠らない2』!なぜ今『2』!?なぜ、今トム・べレンジャー!?B級の臭いがぷんぷんします。ソニーもずいぶん思い切ったことをしたもんですな。もちろん観に行きます!
8月30日
ようやく帰ってこれました。疲れた。本当に。色々な意味で。
とはいえ、これで8月の主な日程は全て消化。お金も消化。まあ、親のすねかじりが言っても始まらんですな。
アクセスがいつの間にか1000をこえてました。誰が踏んだのやら。何も出せませんがね。ありがたいことです。これからもよろしく。てか、更新しないとアクセスが減るわ減るわ。こまめにやらないといつの間にか廃墟ってことにもなりかねませんな。がんがります。
ゆずなさん、村田蓮爾設定集サンキュウ!何か無理やりもらったみたいで悪いなあ。次回は安倍吉俊をシクヨロ!(←自分で行く気ナシですな)
『よつばと』(・∀・)イイ!
さて、月後半の僕は何をしていたか?博物館実習と長野へゼミのフィールドワークへ行っていたわけですが、この10日間で他者との関わりということで、ずいぶんと考えさせられました。まあ、事のほとんどは、いろんな人に愚痴ったのでもう書きませんが、周囲に仲間が誰もいないという状況は、想像していたよりずっとつらいものです。これまで映画の編集などで、独りでいることには何も抵抗がなかったのですが、一人であるという事と独りであるということは全く別物でした。僕の周りには、きっと独りでも立派にやっていける強靭な力を持っているであろう人間が多くいて、僕もそれなりのことではくじけないと思っていましたが、正直今回のようなケースには参った。別に(この歳で)いじめられたとか、そういうわけではないのですが、世界には全く相容れない種類の人間がいるのだということを悟らされた日々でした。フィールドワークで友人に合流したときの安堵といったら!僕もまだまだ人間としての度量に欠けますな。
フィールドワークで撮った写真もあるのですが、なにぶん携帯のカメラなので精度は低いです。ちゃんと見れる状態にしてからあげます。
アンドリュー・ヴァクス/『グッド・パンジィ』ハヤカワ・ミステリ文庫。ちゃんと確認せずに買ったのが悪いのですが、これは<探偵バークシリーズ>の最新刊だったわけで、これまでのエピソードを踏襲した作品中の伏線がほとんど読み取れませんで。アウトロー探偵バークは、10年も前に起きた誘拐事件の身代金受け渡しに雇われるが、犯人の待ち伏せにあい、壮絶な最期を遂げた愛犬パンジィとともに自身も重傷を負い入院する。復讐に燃えるバークは仲間と共に自分を嵌めた敵を探し始める…。ストーリーは実にノワールなのですが、思っていたより暗くありませんでした。別に過去のエピソードを知らなくても十分面白いのですが、作中に、知ってたらもっと面白かったのに…と思えるシーンがいくつもあり、ちょっと残念でした。
高野史緒/『ムジカ・マキーナ』ハヤカワ文庫JA。これもあらすじだけ読んで買いを決めたのですが、帯の評判どおり実に面白かったです。1870年代のヨーロッパ、貴族のベルンシュタイン公爵は、自身の国が作り出し、その後歴史の闇に葬り去った、音感に作用し絶大な快楽を与える麻薬の流行と、その背後にある「機械音楽」を巡る謀略に巻き込まれていく、という「歴史改変音楽SF」ともいうべき物語。はじめは今ひとつ滑り出しが良くないと思っていたのですが、第2章にはいってから一気に面白くなり、ラストまで一気に読めました。前半はヨーロッパらしいゴシック・ミステリの様相を呈していたものが、中盤から驚きの…言葉が見つかりませんが、独特の発想に基づく音楽SFになり、ラストは江戸川乱歩もかくや、という感じです。これ、全然分かりませんね。音楽について軽く知識があると(特にミキシングやサンプリング)実に面白く読めます。僕も映画を作るときに、音楽というものの比重をかなり重要視していますが、この小説を読むと音楽がいかに人間の感情に訴えかけるかがわかります。一度こんな音楽を聴いてみてぇー。
音楽といえば、知り合いの方に映画『綺麗』の音楽を制作していただきました。本当に忙しい中、テストフィルムと監督の勝手な丸投げだけの中で、実にいい音楽を作っていただきました。この方は音楽の知識は全くないそうですが、今では素人でもこれほどまでの音楽を作ることができると知って驚愕。一度僕も試してみたいです。
何か、段々何のサイトだか分からなくなってきてます。書評も中途半端、映画評も中途半端。そもそも自分の映画は工事中…。本当にすいません。しっかりせな…。
8月29日
実習先の学芸員の方はゲイリー・オールドマンに似ていた。でも名前は鈴木さん。
8月19日
久しぶりに帰ってみたらPCがウイルス感染してやがんの・゚・(ノД`)・゚・。噂のMSブラスターってやつです。何かカッコいい名前ですね。モビルスーツみたいで。しかし、3分ほどでいちいち強制再起動してしまうので、かっこいいかっこいいなどとはしゃいでいるわけにもいかず、友人に泣きついて何とか対処しました。ああ、恥ずかしい。日ごろからアップロードはちゃんと行っていないと駄目ですね。反省。
ようやく一週間の実習が終わって一息ついたのもつかの間、明日からまた10日間ほど実習&フィールドワークで帰れません。しんどい。
実家ではする事も無かったので、たくさん本を読みました。映画も観に行きました。PCには指一本触れませんでした。アナログな生活も楽しいです。
神林長平/『機械たちの時間』『戦闘妖精 雪風【改】』『グッドラック 戦闘妖精雪風』ハヤカワ文庫JA。やっぱり神林長平は面白いです。雪風もようやく読めました。ハヤカワJAってなかなか置いていない、と前に書きましたが、地元や東京には普通に置いてますね。田舎はつらいよ。雪風はやはり、OVA版よりも原作の方が面白いです。主人公のわずかな性格の変化や、戦闘機雪風との、敵とも恋人ともつかぬ微妙な関係など、映像からは分からない細部まで描かれています。不覚にもラストは泣きそうになりました。
レイモンド・チャンドラー/『プレイバック』ハヤカワ・ミステリ文庫。
上遠野浩平/『ビートのディシプリン SIDE2』電撃文庫。上遠野は段々超能力バトルが中心になってきて、ちょっと食傷気味。『ジョジョの奇妙な冒険』が好きだと言ってたので、わかる気がしますが。あまり趣味を出しすぎると、作品の幅が狭くなりますな。
成田良吾/『バッカーノ!1931 鈍行編』電撃文庫。で、最近の一押しは成田良吾。僕は『パルプ・フィクション』のような、伏線の張り方が上手い作品が好きなのですが、この作品はまさにそうした仕掛けを楽しむ作品。前作の『バッカーノ!』は禁酒法時代のNYのカモッラ(マフィアの一種)達の、不死の酒を巡る群像劇だったのですが、本作は舞台を大陸横断鉄道に移しての『暴走特急』型アクション群像劇に。この一冊で一応の結末はついているのですが、まだ放りっぱなしの登場人物や伏線が多く、来月刊行の『特急編』が待ち遠しいです。
『ギャングスター・ナンバー1』。何といっても、あの『時計仕掛けのオレンジ』のマルコム・マクダウェルが最高にカッコいいです。何気に『北斗の拳』なんかに出演したりしていますが…。デヴィッド・シューリス扮するカリスマギャングや若き日の主人公を演じたポール・ベタニーもスタイリッシュだったけれど、結構グロかったのと、途中でオチが読めたのが残念。
『踊る大捜査線 THE MOVIE2』(2回目)。友人に付き合って2回め。相変わらず悪役の真矢みきが怖い。2回目だと結構粗が見えてきます。**が撃たれるところやSATの描写などは、結構無駄が多いかも。僕だったらあと5分は短くしてキレイにつないでみせます!なんてな。
『ターミネーター3』。最初から覚悟していったので、それほど失望しないですみました。と言うか意外と面白かった。カーチェイスは迫力十分だったし、クリスターナ・ローケンはかわいかったし、はじめはタダの猿顔に見えたジョン・コナー役のニック・スタールも、慣れれば愛嬌があって悪くなかったです。ただ、やはり前作に比べると作品の厚みというか、印象の強さはどうしても劣る感じです。こういうのは出来がどうこうではなく、純粋に根っこの方にあるセンスの問題ではないかと思います。このセンスという奴は、あるから面白い作品になるというわけでもなく、ある種毒にも薬にもなるものだと思います。センスだけで撮っても、話が面白くなければ観客は喜ばないし、いくら面白い脚本でもセンスが無ければ記憶には残らないものです。そういう意味では、エンタメとセンスを両立できるキャメロンはやっぱりすごいなあ、ということを再確認しました。ああ、僕にもセンスが欲しい…。
明日からまた早起きの生活が再開。人生で一番つらいことは何かと聞かれたら、真っ先に「早起き」と答えます。そのぐらい嫌いです。こんな僕は就職できるのでしょうか?
8月8日
ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!
トマス・H・クック/『闇に問いかける男』文春文庫。最近本ばっかり読んでます。1年に何度かそういうときがあります。無性に本ばかり読む時期が。クックの小説は、今まで何となく読み逃してきたのですが、この作品はプロットに惹かれて衝動的に買ってしまいました。公園で一人の少女が殺され、その容疑者として物静かな若いホームレスが拘留される。彼は公園に住み、そこで遊ぶ子供たちをスケッチしていた。しかし、確かな証拠は見つからず、彼も殺害を頑なに否定し続ける。取調べを続ける二人の刑事に残された時間は、あと11時間…。残り時間とともに、取調べと事件当時の描写がが交互に描かれていくデッドリミット型のサスペンスですが、キャラクターもプロットも実にいい線をいっているのに、どうにも生かしきれていない感じが付きまといました。浦沢直樹に書かせたらもっと面白くなったんじゃないかと。海外モノの小説やコメディは、何かツボを微妙にはずしてきますね。『MIB』とか。
福井晴敏著『川の深さは』講談社文庫版デタ━━━(゚∀゚)━━━!!!早速無い金をかき集めて買ってきました。 相変わらず樋口真嗣デザインの装丁がカッコ(・∀・)イイ!福井氏の新作で、樋口氏が監督することになっている映画版『終戦のローレライ』の艦長役も役所広司に本決まりのようで、今から楽しみです。
『低俗霊DAYDREAM』がアニメ化…。大丈夫か!?
明日から帰省します。そして明後日から一週間ほど学芸員実習です。発掘とかやらされるらしいです。いつ帰ってこられるか分かりませんが、下手したら今月いっぱい更新できないかもしれないです。皆さん良い夏休みを。
8月7日
ようやくパラグライダーもひと段落終えて、A級ライセンスを取得できました。パラグライダーはA級→B級→パイロットと偉くなっていくので、響きは良くても一番下っ端です。4日間で合計17回飛びました。意外と手軽で面白かったです。あれで山登りさえなければなあ…
パスタソースを作ったら、ミッキーとおまつり。にほとんど食べられてしまいました。今回のソースは、僕のソース歴の中でも一、二を争う出来でした。エリンギと茄子とツナのバジルトマトソースですが、ピクルスと野菜ブイヨンを入れただけで格段に味がよくなりました。自分の手で作ったものを美味いと思えるのは幸せ。
姓名判断をやったら、何か「自己中心的で頑固で融通が利かない。そのくせ正直者で情に流されやすく、そのために身を滅ぼすであろう」的なことが書かれていて、しかも少なからず身に覚えがあったので、ちょっとブルーになりました。ゐ`。
8月5日
今日も今日とて、空へ。
戦績は、3回飛んでうち1回成功2回墜落(ノД`)。インストラクターの人に、最後の最後でどうしても高度が落ちるのですが、何故でしょう?と聞いてみたら、いわく「うーん、風の神が降りてきてないんだよ」
はあ…神か…そりゃ無理だわ。
8月4日
暑いなあ、畜生!
体育の単位がひとつ足りなかったため、今更ながら体育を取るハメになりまして、今日から短期集中講習が始まりました。飛んできましたよ、ええ。パラグライダーで。おかしいなあ?体育の単位はもう3つも取ってるのになあ?卒業単位もすでに足りてるのになあ…。大学ってやつは頭が固くていけねえよ!(←自業自得)
疲れてるのでついつい文章もアレがちですね。某映画の主人公も「空を飛ぶことは、何よりもすばらしい」と言っていましたが、あれはあくまで飛行機の話でして、生身晒して飛んでるこちらはそれどころではありません。ちょっとでも空力が下がると、「このまますdと逝ってしまうのでは?」と気が気でないです。事実すとんといきましたし。痛。それでも空中にいる間はやはり気持ちがいいもんですなあ。その後30分近くかけてまた山登りするのがなければもっといいのに。
冲方丁/『マルドゥック・スクランブル 全3巻』ハヤカワ文庫刊。この前東京でABCに行ったときに、寺田克也の装丁に惹かれて衝動買いしたのですが、蓋を開けてみたら近年読んだSFの中でも一、二を争う傑作。ストーリーは、近未来のアメリカと思しき一都市、マルドゥック市を舞台に、車ごと爆殺されかけたところを救われた少女娼婦が、特殊な技術を使った義体で生まれ変わり、ネズミ型の万能兵器とメンテ役のドクターを相棒に復讐を始めるという、まあどこかで聞いたような話ですが。実際のところはこんな陳腐な僕の要約が消し飛ぶほど面白いです。話の組み立ても綺麗だし、登場人物も魅力的。特に、レオン風のドラえもんといった感じ(なんだかよく分かりませんな)の、ネズミ型万能兵器ウフコックの造詣などは実に渋い。独特の韻を含んだ文章など、特長は色々あるのですが、なにより物語後半に入ってからの怒涛のカジノバトルが圧巻。もはやクライマックスの銃撃戦を吹き飛ばすほどの質量を持った、静かで重厚な知能戦。文庫一冊分にも相当するこのシーンを読むだけでも、この3冊を手に取る価値があるというものです。
しかし、最近はかなりの規模を持った書店でないとハヤカワの欲しい本は見つかりませんな。特に日本人作家のJA文庫なんか入荷すらしないし。ネットを漂えばいくらでも手に入れる方法はあるけれど、今回のような「幸福な出会い」をすることはできません。ワイヤードは万能なように感じたりするけれど、明確な目的がなければ活用するのは難しいですね。
8月2日
折角だから、編集で書けなかった先月のことを書こう。
28日には千葉からの帰りに『踊る大捜査線2』を観てきた…ことは書いたな。詳しい感想はいずれコラムの方に書きますが、とりあえず何を置いても女性陣がすごかった。深津絵里なんて5年前に比べて、滅茶苦茶綺麗になってた、というかかわいくなってましたし、。水野美紀ももはやいっぱしの女優。何より真矢みき扮する女性管理官がスゲー!!怖ー(((;゜Д゜)))!!ひょっとしたら『踊る〜』の歴代悪役の中でも1、2を争うかも。この映画のMVPですな。
帰りには、TOWERRECORDで発掘したザ・ベータ・バンドの『HOT SHOTSU』のアナログ盤をゲッツしてきました。イカスぜ!!
29日には、前から友人のhidooとヤスハラとミッキーと約束していたとおり、某所の廃ホテル探検に行ってきました。まあ、有名な廃墟だから、見る人が見れば一発で分かると思いますが。朝まで編集して、昼まで寝て、それから電車で出発。眠気と疲れが全くとれません。朝方は雨が降っていましたが、午後から雨も止み、少しだけ晴れ間が見えていました。そのせいか、ホテル内に入ると、何だかジトッと湿った空気で、ロビーに水溜りができていたりして良い感じになっていました。廃墟自体はまるで迷路のようで、どれだけ進んでも、さらに奥へ奥へと続いていきます。変なところに分岐があったり、途中の壁が自然の岩壁だったりと、結構奇天烈なつくりで面白かったです。最屋上の展望台は、眼下の景色が一望できるつくりで、こんな巨大なホテルが潰れてしまったのが不思議なほどでした。
8月1日
先月の日記が過去ログに流れたんで、もう一度告知しときます。今度、地域のCATVで、D's WORKS制作のドキュメンタリーが放送されます。この番組は僕だけでなく、いろいろな人の力で完成したもので、そこらのTVに負けない、いいものが作れたと思います。もし、僕の近くに住んでいる人で、
8月8、9、10日の13時30分と19時30分
暇があれば、CATVを見てやってください。…まあここで告知しても、見れる人はほんのわずかですけどね。