LIFE LIKE BLUE

Diary Log-2006-03

3月28日

遅まきながら、『フリージア』映画化おめでとうございます。断片的な情報を見ると、どうもクライマックスは対「幽霊」戦のようですね。トシオ・溝口好きの身としては、トシオ編や溝口の単独執行の話も観たかったけどな。まあしょうがないな。2時間しかないしな。願わくば、変にアートチックなへぼい映画にならないことを願うばかりですよ熊切監督!せめて第二の鬼畜大宴会なら…。ていうか僕にやらせろ!やらせて!おもしろくしてやっから!な!?だめ?

どうでもいいけど、「フリージア」でググると、『極道の墓場 フリージア』なる映画が大ヒットしてしまいます。まあ、ある種近からずも遠からずなわけで、最初はこれが映画版タイトルかと思ってしまったわけで。ある意味、こっちはこっちで観てみたいわけで…。

吉浦康裕/『ペイル・コクーン』
遠い未来、人類は星を覆う巨大構造物の狭間で細々と生き延びていた。記録発掘局で働く青年ウラは、発掘された記録データを修復しては、自然に覆われたかつての地球の姿を想像しながら暮らしていた。記録分析官の少女リコはそんなウラに対し、「記録なんて無い方がよかった。これ以上現実に絶望したくなかった」と漏らす。そんなある日、ウラは奇妙な映像記録を復元する。
新進気鋭のCGアニメクリエーター・吉浦康裕による個人製作のアニメーション短編。実は、僕は以前に写真美術館の特別展でチラリと彼の作品を観たことがありまして、そのときは製作者の名前も知らず、短いながらも何故か脳裏にガッチリ刻まれていました。で、先日のTAFのクリエイターズ・ワールドでこの予告を見た瞬間に、あれ?同じ人?と。まあそんな因果で出会ったわけなのですが、これ、すげえ面白かったです。新海誠の登場以降、個人製作のアニメーション作家は多くなった、というより、ひとつの作品として発表の場が広がったわけですが、彼の作品はその中でも非常に完成度が高い。緻密で繊細な映像描写は言うまでも無く、この作品に関しては非常にプロットが巧いんです。個人製作作品の場合、ともすれば、ある種内面的な世界に偏りがちな向きもあるのですが、『ペイル・コクーン』は作品と作り手の距離感がほどよく離れていて、その分世界観の構築に広がりがある感じ。加えて、既存のSF的ガジェットをうまく組み込んだプロット、台詞ひとつひとつの伏線、効果的な音楽の使い方、主人公の修復した映像の意外性、そしてラストの収め方まで、DVD特典の「もうひとつの発掘記録」と合わせて、まるですげえ上質のSF短編小説を読んだかのような気分です。単に「映像きれい」なだけの映像作品とは一線を隔てる「SF作品」として確立した風格を持ってます。褒めすぎか?まあ多少のつつきどころはあるにしても、この先が気になるクリエイターであります。演劇的手法を組み込んだ併録の『水のコトバ』もお勧め!

個人的には、吉浦氏も影響を公言している弐瓶勉ライクな階層都市がたまらん。年甲斐も無く、仕事中に抜け出してブースまで押しかけて買っただけの事はありますわ。サインとかもらっちった。テヘ。

3月26日

取引先の関連会社の人に「樋口真嗣に似てるね」って言われて、喜んでいいのか微妙な今日この頃です。こんにちは。経済状況は相変わらず非常に悪いのですが、世話役のひとが「DDは家賃2万で風呂がないんだって!」とそこらじゅうで言いまわってくれたおかげか、所属部署の皆さんがことごとく飯を奢ってくれまして、ありがたいんだけど非常に申し訳なかったりでもうなんかアレです。

ようやく今日でTAFが終わりました。家にテレビが無い生活が始まってもう2年になりますが、久しぶりに色んな映像が観れて楽しかったです。ただ、カメラ小僧なる人たちはもう少しアレだ、なんつうか、アレです。わかってください。この前の日記であれだけ書いたのに、結局知り合いに会ってしまいました。疲れて呆然としてたので、あまり会話できなかったけど。久しぶりだったんですが、元気でやってるようでなによりです。ただ、場所と時間と状況が悪かった。すまん。

3月23日

風呂入ったときに前髪がウザかったので自分で切ってみようと思い立ち、バシバシやってみたらなんというか割に酷いことになったのでもうやらない。

というわけで、昨日から東京ビッグサイトへ出勤してます。すごくめんどい。ていうか高い。りんかい線もゆりかもめも高い。値段が。なぜ埋立地へ行くのに、こんなにも高額の切符代を払わなければならないのでしょうか?一応通勤代は出るような感じのような感じなのですが、いかんせんまだ領収書を清算してもらえる身分ではないので、その辺かなり怪しい感じです。ていうかマジで金がないです。給料もらう前に餓死してしまうかもしれん。

というわけで、今日から始まったTAFっつうイベントで働いてるわけですが、何をしてるかというと、買出しに行ったりチラシを整理したりブラブラしたりゲームしたり煙草吸ったりブラブラしたりゲームしたりというようなことです。あれ?あんま働いてないな…?まあいいや。今日明日はビジネスデーなんですが、外人の買い付け客がすげえ多くて困ります。こないだ外人とコミュニケーションして、もうなんかバイリンガルというかネイティヴのような気分になったばかりですが、気がついたら再び純製日本人に戻ってました。「あぅ、あぅ…」としか言えない。順番待ちの外人を呼ぶとき、「ソーリー」というのはなんか違う気がしたので、思わず「センキュー」と言ってしまった。なにをありがたがっているんだ僕は?馬鹿か?もっと長谷川や伊良部を見習いたい。マウンドに唾を吐きかけるくらいの気概でいきたい。

というわけで、今週いっぱいはビッグサイトへ行かなくてはなりません。ビッグサイトの天丼屋は値段が高すぎると思います。でも、コンパニオンのお姉さんがアンケートを配ってて、それに答えると、なんとタダでCCレモンをくれます。僕は2回やって2本もらいました。明日ももらいに行きたいと思います。土日は一般デーなのですが、もし何かの間違いでこれを読んだ僕の知り合いの誰かが、もし何かの間違いでビッグサイトへ来るようなことがあって、もし何かの間違いでブレイブストーリーとゲド戦記とエヴァンゲリオンに挟まれた辺りでブラブラしてる僕を見つけてしまったとしても、それは間違いなので声をかけずに遠巻きに見ながらそっとしておいてあげてください。終わり。

3月21日

祝日!祝日!もう2年近く土日とか祝日とかと関係ない日々を送ってきたわけで、特に、祝日はおろか盆も正月も働かせられた警備員やってたときは、みなさんがわいのわいのと出かけていく姿を見て「この社会は休みの日にも働いている人間がいるから保たれてるんですぜヘヘヘ」と卑屈な感情を抱いていたわけですが、いざ自分が休む方になるとこれほど嬉しいもんはないですね。まあ、結局ほとんど寝てすごしてるんだから意味ねーけど。ていうか、土日だとか祝日だとかでまだ全然仕事出てないんですが、大丈夫なんでしょうかこれ?

最近観た映画。

ジャン=フランソワ・リシェ/『アサルト13 要塞警察』
ジョン・カーペンターのカルトアクション『要塞警察』のリメイク。麻薬のおとり捜査で同僚二人を目の前で殺されたジェイク・ローニック巡査部長(イーサン・ホーク)。半年後の大晦日、閉鎖を間近に控えたデトロイトの13分署で内勤の仕事につく彼は、ベテラン警官ジャスパーと警察秘書のアイリス、そして心理カウンセラーのアレックスらと共に夜勤についていた。そこに、猛吹雪で立ち往生した囚人護送車が避難してくる。囚人たちの中には、逮捕されたばかりの極悪犯ビショップ(ローレンス・フィッシュバーン)の姿もあった。彼らを一時的に収監したものの、人手が足りないことを不安に感じるローニック。やがて午前零時を過ぎる頃、突然何者かが13分署への侵入を図る。辛くも撃退したローニックだが、周囲は武装した集団に包囲され、外部との連絡も途絶していた。生きて13分署を脱出するため、ローニックはやむなく囚人たちと共闘することを選択する。
もはやビデオ直行でもおかしくないイカしたタイトルのこの映画ですが、最近警官役が多いイーサン・ホークと、『マトリックス』のカリスマぶりが抜けきらないローレンス・フィッシュバーンという2大俳優の競演、孤立状況下におけるストレートな脱出アクション設定など、意外にいい感じの仕上がり。警官と囚人VS襲撃者という、三すくみになりかねない状況が緊迫感を持続させてます。女は引っ込んでろ!とばかりに濃い顔の男どもがアップになる(ローレンス・フィッシュバーンに至っては顔でフレームがほぼ埋め尽くされる)、マッチョイズム溢れた愛すべきB級映画。キャラが薄い順に殺されていき、最終的には顔が小さい順に脱落していく…!主演二人はともかく、麻薬常習者の囚人役でラリッた演技をみせるジョン・レグイザモと、最近押さえ気味だった悪役顔を前面に出した襲撃者のリーダー、ガブリエル・バーンが非常においしいですな。
監督は『スズメバチ』のリシェですが、孤立無援という設定上、発射弾数が思いのほか少なかったのが残念。

3月20日

最近観た映画。

スティーブン・スピルバーグ/『ミュンヘン』
1972年、ミュンヘン・オリンピックの開催中に、武装したパレスチナゲリラによるオリンピック村襲撃事件が起こる。彼らはイスラエル代表を人質に取り、ドイツ警察との交戦により人質全員が死亡という最悪の結末を迎える。これを受けイスラエル政府は、殺された11人と同じ数のパレスチナ人テロリスト暗殺という報復計画を決定、諜報機関モサドのメンバー5人による暗殺チームが秘密裏に組織され、そのリーダーに妻の出産を控えたアブナー(エリック・バナ)が抜擢される。
本筋だけを見ればイスラエル版『ミッション・インポッシブル』なのですが、そこにスピルバーグのユダヤ人スピリットと反戦メッセージとグロ趣味が歪に融合した鬼作となっています。報復という手段が生むのは復讐の連鎖だけ…しかしユダヤの同胞を殺されて黙ってられるか!彼らはこんなひどい死に方をしたんだぞグシャー!だから奴らも死ねドカーン!しかしその後に残るのは疑問と後味の悪さのみ…でもユダヤの同胞をグシャー!というストーリーの無限ループは、もはやスピルバーグ自身が抱えるジレンマそのもののような気がしますね。結局最後には疲れ果て、異国の地に流れ着くアブナーの表情がすべてを物語る。映像は綺麗だし、暗殺シーンもスリリングなのですが、スピルバーグのブラックユーモアなのかマジなのか判断に困るシーンが多く、とても疲れた。



サム・メンデス/『ジャーヘッド』
湾岸戦争に従軍した、とある海軍偵察隊員の手記の映画化。海軍一家に育った青年スオフォード(ジェイク・ギレンホール)は、18歳で憧れの海軍に入隊する。手荒い訓練の日々に次第に後悔を募らせていくものの、曹長のサイクス(ジェイミー・フォックス)に狙撃の才能を発掘され、難関であるわずか8名の斥候狙撃隊に選ばれる。時を同じくして、中東ではイラクがクウェートに侵攻、スオフォードたちは待ちに待った戦場へと派遣されるが、そこで待っていたのはひたすらに「待つ」日々だった。
冒頭から『フルメタル・ジャケット』丸出しの訓練シーンからスタート。訓練中にビビッた仲間が事故死というペーソスに溢れたエピソードを体験しつつ、見事精鋭に抜擢、『地獄の黙示録』を観ながら戦闘へのボルテージをガンガン高めていくまでが前半。そして湾岸戦争が勃発し、いざ兵士の本分たる戦場へ!映画で観たような、血で血を洗う戦闘の日々が始まる!…はずだった。ひたすらにマスコミ向けの訓練とマスかきと仲間の彼女の写真を見せっこする日々が始まるまでは。この映画が見せるのは、「もはや映画のような戦場は存在しない」という現実。彼らが戦争映画で観てきた「戦いの苦悩」も「仲間の死」も「一撃必殺の瞬間」も無し。戦場は頭上300メートルをマッハですっ飛んでいき、自分たちの通り道には黒焦げの死体しか残らない。「戦いの虚しさ」ではなく、ただひたすら「戦えない虚しさ」だけが募っていく現実。戦場からはるか離れた人間は「戦わない兵士」を正しいと見るかもしれないのだけど、戦うためにこれまで鍛えられてきた側からすれば、それは「絶望」に他ならないという真実。ある意味でそれは、日本における自衛隊の矛盾そのものであり、まったくもって他人事ではなかったりするのでした。
この映画では、銃弾で死ぬ人間はたった一人しかいない。仲間の絶望も戦場の真実も、すべて曖昧で困ったような笑顔で戦場(だった場所)をうろつくジェイク・ギレンホールの表情に集約されているという意味では、正しいキャスティングだったりする。



スティーヴン・ギャガン/『シリアナ』
これまた、元CIAエージェントの告発本にヒントを得た国際謀略映画。CIA中東担当工作員ボブ・バーンズ(ジョージ・クルーニー)は、ペルシャ人武器商人暗殺のため、2基のスティンガーミサイルの取引を行うが、その過程で1基が「青い目のアラブ人」の手に渡ってしまうというミスを犯す。中東某国の第一王子ナシールは、父親の引退を目処に、アメリカの石油利権独占を回避するため、自分の国の石油利権を中国に売り渡すことを考えている。それにより莫大な損失をこうむることになるアメリカの大手石油企業コネックス社は、新たにカザフスタンの利権を手に入れた新進企業キリーン社との合併を控えている。ワシントンにオフィスを構える大手弁護士事務所所属のベネット(ジェフリー・ライト)は、アメリカ議会に影響力を持つ上司ホワイティングから、合併に当たってコネックスに有利な条件を引き出すため、キリーンの内部調査を命じられる。スイスのエネルギーアナリスト、ブライアン(マット・デイモン)はナシールの主催するパーティに参加するが、そこで息子がプールで感電死するという悲劇に見舞われる。後日、ナシールの招待を受けたブライアンは、ナシールと石油政策について語り合った結果、彼の理想に共感し、また息子の死から目をそらすためナシールの相談役として行動を共にし始める。パキスタンからコネックスの油田に出稼ぎに来ていた青年ワシームは、ナシールの石油政策の変更に伴い突然の解雇を言い渡される。路頭に迷ったワシームは、友人から誘われたイスラム神学校で「青い目のアラブ人」と出会い、彼の思想に引き込まれていく。一方、失ったミサイルの行方を気に病むバーンズは、CIAから新たな任務を言い渡される。それは、テロの裏資金源と目される人物の暗殺。その人物とは、中東の某国において、近く王位につくはずのナシールだった。
…と、まあ、かの『トラフィック』の脚本家だけに、驚くべき数の登場人物が入り乱れ、石油をめぐる世界地図を描き出していくわけですが、はっきりいって何の予備知識も持たずにこの映画を理解するのは完全に不可能。冒頭にキーアイテムとして登場するスティンガーミサイルなど、箱に入ったままチラリと見えるだけなので知らん人にはさっぱりな代物だったりするし。逆に、ある程度人物と立場が頭に入っていれば、非常によく出来たポリティカル・サスペンスとして楽しめる映画。イラク戦争を持ち出すまでもなく、アメリカの中東政策の背後に石油利権が存在することは誰しもが知っていることですが、それがいったい誰の手で、どのように行われているかを現実に知る人間はそれほど多くない。突き詰めていけば、巷でよく言われているアメリカ陰謀説になっていくわけですが、この映画が恐ろしいのは、『トラフィック』のシナリオライティングでスティーヴン・ギャガンがみせた脅威の調査能力が下敷きとしてある以上、どんなトンデモ本よりある種の説得力を持っていると感じざるを得ないということで。ただ、この映画では、テロリストも含めて明確に悪として描かれている物事はそう多くない。誰しもが、置かれた環境の中でなしうる最善の行動を行おうとしたことによって、結果別のところで悲劇が起きる。世界というのは、人間一人ひとりの頭で完結されるほど単純ではないということですな。また、それゆえに映画としての面白さはある程度犠牲になっている部分も否めないのですが、それを差し引いてもよく出来た映画だと思いましたよ。ただ、幕が上がったときに見た隣のカップルの女の子の表情から察するに、これほどカップルで観に行くのに不適切な映画はないですな。
蛇足だけど、映画のタイトルが『ケツの穴』みたいでどうの、という意見をよく目にするんですがね、そんなことでどうこう言うこと自体ケツの穴が小さいってもんだと思いますがね。アメリカの石油政策自体がケツ穴みたいなもんなんだから、別にこのタイトルでもいいじゃねえかと。本来の意味は、「アメリカに都合のいい石油政策を実現させる中東の仮想国家」を指す経済用語らしいです。



アンドリュー・アダムソン/『ナルニア国物語 第一章 ライオンと魔女』
まさか実現すると思っていなかったナルニアの実写化ですが、おそらく世間の評判はそれほどよくないでしょうな。『指輪物語』みたいにハードな構成じゃないし、『ハリー・ポッター』ほどメジャーでもないし。ただですね、ガキの頃にさんざん読んだ身としては、これほど嬉しいことはないっすよ!もうね、タムナスさんが最初に登場した瞬間テンションマックス!ティルダ・スウィントンの魔女っぷりにボルテージ上がりまくり!エドマンドの裏切りっぷりに歯軋りし、アスランの復活に脳汁でまくり!この楽しさっていうのは、おそらく『スター・ウォーズ』がどれだけアレでも、ダース・ベイダーヘルメットを見て涙を流す人の反応に近いのでしょうな。今までの映画の感想はすべて棚に上げて、これだけは例外にさせてもらいますが、もうね、ストーリーがどうの演出がどうのっつー問題じゃねーんすよ!いいんですよ!いきなりサンタクロースが突然現れて、ドラえもんのごとく最強武器を手渡してくれたとしても!アスランがよくわからんうちに突然復活しても!なぜならナルニアだから!それがナルニアだから!…とまあ書いてて嫌になるほどのダメな感想っぷりですが、まあここはひとつお許しください。この映画で唯一気になった点は、エドマンドが魔女からもらうお菓子が、原作に即してなんとかいう北欧のお菓子だったことですかね。日本になじみがないお菓子だったため、日本語訳では訳者が「プリン」に変えてたんですが、まあそこばっかりは言ってもしょうがないでしょうな。しかしね、子供心に罠とわかってても「何度も食べたくなる魔法のプリン」に涎を垂れ流した身としてはですね、ぜひ実写で見てみたかったなあ、と…。
とりあえず、続編の製作は決定しているようなので、なんぞ間違いがなければ第二章「カスピアン王子のつのぶえ」も実写化されるようですが、個人的にはシリーズ中で好きな、第三章「朝びらき丸、東の海へ」と第四章「銀のいす」まではもって欲しい…つーか、やっぱ全部映画化して欲しいところではあります。はやく、はやく喋ってるリーピチープが観てぇ…!

3月19日

うかうかしてるとあっという間に日々が過ぎていきますね。一日17時間とか寝るとそれはもうあっという間ですね。人生無駄遣い。僕です。

卒業シーズンですね。この日記で、なんぞ季節めいたこと言うのは初めてで緊張気味ですが頑張ります。まあそんな感慨に浸るまもなく、ついに学校を放り出されることとなったわけですが、とりあえず何も決まっておらず親御様にあっては大変な心配をおかけしたわけですが、無事に学校の親会社のバイトという定職らしきものに預かることが出来ました。現在はアニメーションのAPなんぞしております。APというのはアシスタント・プロデューサーの略で、要はお茶汲みとコピーと伝票書きです。ここに来る前に自主映画で製作の仕事やったおかげで、割りにその辺は柔軟に出来るようになったんで、それなりに楽しくやっています。心配しないでください。明日からは…ええと、こういうのってどこまで書いていいんだろ?海外ではブログのせいでクビになった人とかいるらしいしな。気をつけねーとな。まあ察してあげてくれ!

で、今のバイトに入る前までやっていた映画が、4月から下北沢のトリウッドっつー映画館で公開されます。オムニバスの内の一本です。監督が意地悪しなければ僕の名前もエンドロールに載るはずなので、それを観に行ってください…じゃねーや、すげえかっこいい作品(になるはず)なので、ぜひとも映画館に足を運んでください!サイトばれしてると言動に気を使うね!

3月10日


先月末から始まった、怒涛の撮影二現場と編集の仕事がすべて終わったよ。撮影の合間に編集やって、ひとつ現場終わったら翌日は小田原で撮影とかそんなんだったよ。最初の撮影ではフランス人とアメリカ人のキャストと仲良くなったりしたよ。あだ名が「D」だと覚えてもらいやすくていいね。でもワンカット終わるごとに「D!Dィーィィィ!!ワッツネクスト!!」って叫ばれるのはつらかったよ。英語は難しいね。ランディ(左)の愛用している煙草はJPSだったよ。ちなみに、写真の僕を描いてくれたのは桑田ぺー助。君だよ。無断使用だよ。

そんで、昨日は朝の10時に撮影開始で、全部終わったのは朝の10時だったよ。そのあと3メートルくらいあるクレーンと20キロのウェイトを担いで代々木の機材屋に返しに行ったりしたよ。ゲロ吐きそうになったよ。もうヘトヘトだよ。眠いよパトラッシュ。貯金残高は残り1480円だよ。もうだめかもわからんね。