LIFE LIKE BLUE

Diary Log-2006-04

4月30日

ワンダ。アグロがかわいい。かわいいからあんまり速く走らせるのかわいそうで、トロトロ歩かせてるのでなかなか目的地へ行けません。あと、広すぎてよく迷子になります。やっと二体目を倒しました。二体目の牛みたいな奴はなかなか愛嬌があっていいですね。まあ、容赦なくケツにぶっ刺しましたが。

今日はいい天気で気温もよろしく、ゲームばかりやってるのはもったいないので、愛チャリを引き取りに行くついでにフラフラ散歩してきました。神田川沿いを歩いてたら、なんか工事やってて裏道へ回されまして、いつもの道とは一本奥まった路地を歩く羽目になりまして。その路地がなんかいい感じでしてね、こじんまりとし古い団地とか、低草が茂った裏庭とかあって妙にノスタルジックな気分になりました。別にそういう団地に住んでたとかそういうのは全然ないんですがね、人の持つ普遍的な感覚なのかな。大学の頃はよくロケハンかねて街の変な路地とかに入ったりして遊んでたんですが、最近は忙しさにかまけてそういうのがサッパリでして、久々にいいリフレッシュになりました。住んでるアパートの周りとか、案外知ってるようでいて、実は一本裏道に入るだけで新しい景色を発見できたりするから面白いっすね。

で、夜はトリウッドの上映の最終日ということもあり、3作品のスタッフ、キャストを交えて下北沢で打ち上げ。おかげさまで客入りも上々でして、総計200人オーバーと相成りました。今日なんかは立ち見ですらいっぱいで、劇場前でお帰り願った方もいらっしゃったほどらしいです。そんな皆様のおかげで、オムニバス映画『フィルム・メモワール』は、ついに6月ロードショーが決定いたしました!ありがとうございます!見逃した方、もう一度観たい方、とりあえず下北沢で遊びたい方、これを機会にぜひご来場ください!

4月29日

ども。風邪ひきました。頭が、頭がぼんやりする。

とりあえず、無事に給料入りまして、まあ半月分の日割りなのでひもじいことに変わりはないのですが、久々に買い物。FF12どのくらい安くなってるかなーと思って近所のゲーム屋行ったら、『ワンダと巨像』が3000円以下になっていたので衝動的にそっちに手が伸びました。FFはもうしばらくおあずけ。で、いまさらながらにやってみたんですが、やはりあちこちで言われてたように、グラフィックは美しいの一言に尽きます。まあ、PCのモニターなのでエッジが甘かったりコントラストが弱かったりするんですが。せっかくなんででかいブラウン管でやりたいなあ。まあとにかく世界は広いし巨像はでかいし。崖を上ってる途中とか、巨像の足元をウロウロしているときとか、なんかもうクラクラしました。現段階では、最初のやつにあえなく踏み潰されてワンダぺしゃんこなとこで止まってますが。これから先が思いやられます。GWだし、じっくりやろう。

4月27日

どうも。すっかり給料日を読み違えまして、激貧この上なき僕です。いやはやまさか、社員とバイトで3日もずれがあるとはね!明日入ってなかったらアウトだ!チャリ撤去されたり、最近はろくなこと無い。

ジョセフ・カーン/『トルク』
『ワイルド・スピード』バイク版。個人的にはそれほど2輪、というかモータースポーツ自体に興味が無く、たまたま貰ったから観てみたといった程度だったのだけど、これが予想外に面白かった!
行方不明になっていた超一流バイク野郎が久々に帰ってきて、国外に身を隠すハメに陥れた敵暴走族と決着をつけにきたら、今度は黒人ライバルの弟殺しの濡れ衣をかぶせられて再び逃げる羽目になるという話。
アウトローな主人公に恋人のパツキン姉ちゃんにアホそうな仲間に悪そうな敵に悪そうだけど実はいい奴な黒人ライバルと、まるでハリウッド・バカ・アクションの教科書のようなキャラクターとストーリーで、目新しいところは一切無し。しかし、変に複雑な話が多い昨今ではかえって安心して観れたりします。ストーリー展開もスピーディで、ひととおり主要人物が登場してバックボーンが語られると、あとはひたすらバイクアクションをからめつつ、主人公たちがいかに状況をひっくり返すのか、という一点に絞るのも観ててストレスを感じない。
映画の序盤では、砂漠の一本道をかっ飛ばす普通のバイクシーンやら、紋切り型の登場人物の紹介で正直退屈なのだけど、主人公たちが逃げに転じてからは一気にテンションが急上昇!ねちっこく追いかけてくるライバル役のアイス・キューブと走行中の列車に飛び乗って爆走したり、高速道路からクロスする高架へ縦横無尽に走りまくったりと、2輪車ならではのチェイスが連続して驚かされる。素人目にも荒唐無稽ではあるのだけど、バイクというアイテムだけでこれだけのイメージを作り出せるのだから、ハリウッドのクリエーターは偉大だ。
極めつけは、ラストに登場する「世界で最も速いバイク」Y2K。カーボン・フレームにヘリ用のタービンエンジンを搭載、15秒で時速300Kmに達する云々という主人公の説明だけではいまいち想像がつかなかったのですが、実際それに乗り込んだ瞬間からビックリ!アクセルを吹かせば周囲の通行人がぶっ飛び、路地を走り抜けると路上の車のガラスが吹き飛び、ついでに美女のスカートもめくれあがる!もはやバイクというより、戦闘機を見ているかのようなチェイスシーンに否応なくアドレナリンが出まくります。すげえ!
とにかく、「バイク映画」という言葉のイメージから想像する以上の映像を作り出した監督の手腕は褒めたい映画。バイク好きはもとより、それほど興味がなくても楽しめるはず。ストーリーだメッセージだとかは忘れて、素直にぶっ飛び感に身を任せて楽しめるバカ映画。ただ、主人公はバイク乗りのくせに、乗ったバイクをことごとくぶっ壊すのはどうかと思うけど。

4月19日

いつも以上の満員電車で、目の前にセーラー服のおっさんが乗り込んできたりしてね、もう朝からテンション上がりまくりですどうも僕です。ハードコアな街だな新宿は!ピーコじゃあるまいし、いちいち他人のファッションをどうこう言うほど野暮じゃないですがね僕は、ただね、眼がマジだった。侍のような眼だった。もしくは北野武の『BROTHER』で、マフィア相手に、自らのこめかみに銃を突きつけて凄む寺島進のような。セーラー服に包まれた、真の侠の目を見た。誰だお前は

というわけでね、こないだ貰ったDVDでギレルモ・デル・トロの『ヘルボーイ』を観ました。この映画、2年位前に銀座で『キャシャーン』の初日舞台挨拶に行った帰りに、街頭アンケートみたいなのに答えたらタダでヤマハホールの試写会に招待されて、そのときに観て以来。どうも『ヘルボーイ』に関する限り、一銭も払ってないのに観ることが出来る定めにあるようです。それにしても、カール・クロエネンはかっこいいなあ!監督の思い入れも、絶対本来のボスであるラスプーチン以上ですね。クロエネン万歳!トゥーレ協会万歳!

テレビが無いのでアニメとか観る機会もガックリ減ったわけですが、最近『Invitation』誌で、『Blood+』の音楽を『スピード』『バッド・ボーイズ』のマーク・マンシーナが手がけていることを知って驚愕!そして音楽プロデューサーはハンス・ジマー!なんだこの顔ぶれは!?どこにそんな金が!?ていうかそこにそんな金を!??アニメ業界は本当に意味がわかりませんね!

4月17日

あと一週間、あと一週間乗り切れば給料日。5000円で一週間…。いける…いけるような気がする…!むしろいけないとまずい…!

つーわけでですね、今日も仕事でしたよ。土曜日は2回しか行ったことのない例の飲み屋の19周年記念パーティ兼上映会に顔出して、終電逃して高田馬場から杉並まで歩いたりとかしてまして、翌日は会社の引越し(フロアは変わらねーんですが)のせいで、またしても日曜日がパアですよ。仕事始めてから、まだ数えるほどしかプライベートな時間がねえっすよ。毎日終電みたいな。まあこんだけ働けば、普通は残業手当と休日出勤手当てでエラいことになるわけですが、そこはそれ、けちなうちの会社はバイトにそんなん出してくれませんですよ。会社に残れば残るほど、休みに出勤すればするほど時給が相対的に下がっていく…!まあそれでも、警備員やってたときほど悔しくないのは、それなりに仕事が楽しいからなんですがね。なんかサンプルのDVDとかCDとか山ほど貰ったしね。半分くらい韓国版と北米版ですがね…。

4月10日

先日の上映に来てくれた方々、どうもありがとうございました。予想以上の人数が集まってしまって、かなり最初の方で仕切るのを放棄したり、トリウッドへの道がよくわからなかったり、最初の挨拶をした総プロデューサーがカミまくりだったり、部屋が狭かったりしてすいませんでした。しかしこれで焼肉は約束されたも同然でしょう。みんなの分まで食べてきますウヒャヒャ!

(と、いいつつも、監督の方から「リクープできたら次回作にまわす」的な発言がチラリと出たりとかしてたり…!冗談ごとじゃねぇ!冗談ごとじゃねぇっすよ…!)

今日は仕事でした。トリウッドのスケジュール表では、10日(祝)って書いてあったのに…!まんまと騙されました…!なんだ?四月馬鹿か?四月馬鹿の冗談か?冗談ごとじゃねぇ…!冗談ごとじゃねぇぞコラ!でも、今日が平日で仕事だったおかげで、京本政樹と喋ることが出来ました。京本さんはマジかっこよかったです。モミアゲは本当に長かったです。京本さんのおかげで明日も頑張れます。ありがとうございました。

4月6日

今日は仕事終わったあと、先日書いたトリウッド公開映画のチームで打ち上げてまいりました。告知をすっかり忘れてたんですが、7日から…え?あれ?明日から?7日…ああ、明日からだわ。やべえ今気がつきました明日から!もう明日から公開です!下北沢の映画館トリウッドにて!短編オムニバス「Film Memoire(フィルム・メモワール)」明日から公開!


公開日なんですが、ちと変則的ですが、

4月の7日(金)、8日(土)、10日(祝)、21日(金)、27日(木)、28日(金)、30日(日)

の7日間の公開、いずれも19時〜20時、入場料は1000円ポッキリですよ!皆様の客足がよろしければ5月からロードショーの可能性もあり!ロードショーとDVDで儲かれば黒字の可能性もあり!黒字になれば僕が焼肉を奢ってもらえる可能性もあり!といった塩梅なのでございますよウヒャヒャ!

で、トリウッドのページを見てみたんですが、なんぞ「新世代アニメーション祭」とかやってますね。うわもう一度ネガドン観てぇ…じゃなかった、祭の間に割り込む形で申し訳なさそうにちょこんと「SP」って書いてある部分が公開時間です。森田修平監督「カクレンボ」と、竹内謙吾監督「はなれ砦のヨナ」の間ですね。自分らの事ながら、なんとも祭台無し感漂うスケジュールですね。祭がなんぼのもんじゃい!喧嘩上等!こちとら実写じゃ!というわけで!ぜひとも皆さんご来場くださいまし!…「カクレンボ」観たいなあ!

4月3日

お疲れさまです。僕です。お疲れです。今すぐパソコンを閉じて寝たい。

ええと、最近は飲んだりとか飲んだりとか、あと飲んだりとか割とそういう感じです。1日は福井さんのオフ会へ行ってまいりました。『Op.ローズダスト』発刊記念サイン会とかそういう感じの。福井さん絡みのイベントは、数えてみたらもう6年近く参加してるんですね。もうビックリですよ。そういや初めて参加したときはまだ19歳だったしな…。まあ、その頃から悪い意味で顔はあまり変わってない、というのが一般的な意見ですがね。そんなことはどうでもよくて、まあこれだけ知名度が上がってもこういうのをやってくれるのは嬉しいですね。僕のあまりの態度のでかさに周囲がひいたりとか、常連過ぎて福井さんと一度も言葉を交わさずに会が終わるとか、まあそんな感じの飲み会でした。考えたらほとんど魚雷王としか喋ってねーや。まったくもう!

2日は撮影でした。勤め先とはまったく関係ない感じの。今の先輩の局時代の知り合いが、行きつけの飲み屋の19周年記念にドラマを撮るという、極めて身内的な自主映画の撮影だったんですがね、なんだかんだ言っても久方ぶりの現場は楽しかったですよ。身内固めとはいっても、参加スタッフはみんなプロだったし。北野武の助監督のひととかそんな感じのスタッフに囲まれてひたすらカチンコ打ってましたよ。ただ、6時間押しとかマジ勘弁ですな。終わったのは午前2時。出演者の新宿ナンバー1オカマホストクラブのひと(及川光博風)に、猛烈にモーションかけられたりしました。複雑。15日以降に、ロケ地である高田馬場駅近くの「ビリー」っていう飲み屋に行くと観れます。

まあ、そんなこんなで、今日も仕事。全然休めてねえ…!今は主に、某超有名少女漫画の映画化に向けたVコン制作のアシスタント的なことをやってます。Vコンというのは、「コンバトラーV」の略です。嘘です。はやくGWこねえかな。