LIFE LIKE BLUE

Diary Log-2006-09

9月19日

連休も終わってしまいましたが、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。僕は3日間渋谷に入り浸ってました。「スペイン・ラテンアメリカ映画祭」なる素晴らしい映画祭が上映されていまして、3日間で計5本、さらにそのうち3本の監督・プロデューサーを招いた対談にまで顔を出してしまいました。質問コーナーもあり、せっかくなので僕も質問を。取るに足らない質問だったんですが、なにやらわからない言葉で丁寧に答えてくださいまして、まあいろいろと充実した3日間でした。まだやってるので、時間がありましたらぜひ観に行ってみてください。かなりいいっすよ!

本日は仕事を4時半で切り上げ、所属部署の皆さんと一緒に社内レクリエーションでプラネット・ハリウッド→ディズニー・シーへと行ってまいりました。図らずも初ネズミーとなったわけですが、なかなかに楽しめましたよ。

連休明けなんで人も少ない…と思いきや、大学生はまだ夏休み、ひと夏の思い出を作らんとするカップルがそこらじゅうに。新アトラクションの「タワー・オブ・テラー」も満員状態で、2時間待ちを宣告されるほどの超人気ぶり。当初は人気アトラクションをいくつか回る予定だったのが、この時点で方針転換を余儀なくされ、それほど待たずには入れるアトラクションを満遍なく回るというルートに。なので、「センター・オブ・ジ・アース」とか、個人的に最も興味のあった「インディ・ジョーンズ」とかはパス。

最初の方は作りこまれた場内の雰囲気に呑まれ、かといってふわふわとしたユルいアトラクションにも微妙になじめずに困惑していたのですが、そんなテンションを一気に上げてくれたのが「ストーム・ライダー」です。ディズニー・シーなどとっくの昔に遊びつくしているであろう本サイトの読者諸氏にとってはいまさらではあるかと思われますが、改めて説明いたしますと、これは俗に言う体感ライド系のアトラクションでして、動く座席とCG風景を投影されたスクリーンによって、まるで飛行機に乗っているかのような体験を味わえるというものです。乗客は巨大ハリケーンをミサイルによって消し去るという豪快なミッションを行う爆撃機に同乗し、その一部始終を見学するという設定。案内の人はしきりに安全なミッションであると強調していましたが、事前のビデオ説明で紹介された我々の乗る2号機パイロットは、例えるなら木曜洋画劇場でばかすか銃を撃ちまくるはみだし刑事のような性格。安全と言ってるそばから上官の命令を無視して勝手気ままに振舞うお転婆さんです。こんな頭のねじが外れた男が操縦する飛行機がまともに飛ぶはずありません。始まったとたん、進路を逸脱して海を航行するヨットすれすれのアクロバティックな操縦をして楽しんでいます。この馬鹿が!

で、ハリケーンに近づくと案の定、頼もしげだった1号機はあえなく落雷で脱落。馬鹿の運転する我々の2号機は帰還命令も無視して嵐のど真ん中に突っ込んでいきます。ひゃっほうと叫びながらミサイルをぶっ放す馬鹿。が、そのミサイルも落雷で進路を見失いぐるぐる回っています。馬鹿も「あれは技術の粋を極めた精密機械であり、絶対に大丈夫…あわわ」とテンパっています。そのミサイルはあろうことか2号機の屋根にグサリ。座席には雨が降り注ぎ、視界は不良、しかも爆発までのカウントダウンが進行中。こんな馬鹿げた機械を馬鹿に運転させるとは…!爆発直前、ミサイルは風に煽られて吹っ飛び、目の前で大爆発!炎と雨風を潜り抜けてようやく2号機はミッションを成功させたのでした…と、思いきや、馬鹿のせいで2号機は操縦不能に!そのまま錐もみ状態で夕暮れの海へ突っ込んでプカリ。1号機のパイロットにも「見事なダイブだったな」と嫌味を言われる始末です。最高でした。僕はこういう馬鹿が大好きです。ありがとうございました、馬鹿。

とまあ、B級好きにはたまらない演出とキャラ設定のおかげでかなり楽しめまして、その後も数々のアトラクションを堪能することが出来ました。正直あの馬鹿なパイロットのキャラが良すぎて、記憶に残るのは「ストーム・ライダー」のことばかりです。あのアトラクションだったら一日中でも乗ってられます。もし皆さんもディズニー・シーへ行くことがありましたら、「ストーム・ライダー」を体験してみてください。彼は最後の通信で上司に「すぐに司令室へ来なさい」と呼び出しを食らってましたが、その後が心配です。本当にありがとうございました、馬鹿。

ちなみに、滞在した3時間ほどでネズミの姿は1匹も見ることが出来ませんでした。歌って踊れる、あの目があさっての方向を向いたネズミに会えなかったのは残念です。ドラえもんにとっては好都合でしょうが。

9月13日

はぁ、憂鬱ですね。何故かというと雨だからです。雨が降っていると自転車に乗るのが大変だからです。雨、マジファッキンですね。

そんなことを言いつつも、今朝は会社で貰ったイベントジャンパーを羽織って出勤してみたわけですが、いやはや、四谷を過ぎたあたりで盛大にスライディングしてしまいました。まあ怪我も無く自転車も全然無事だったんでいいんですが、信号待ちしてたバイク男に完全に見られてしまいました。恥ずかしい!誰も滑ったことがない場所、そこを滑る。まさしく『ファースト・ディセント』です。ぜひ皆さん劇場まで観に行ってくださいね。

まあ、そんな腹立たしい雨なんですが、実は職場の先輩プロデューサーが凄まじいばかりの晴れ女でして、彼女が有給とって夏休みになったとたんこの雨なわけですよ。ちなみに、そのYさん(仮名)が遊びに行ってる北海道は晴れです。怖いですね。彼女が帰ってくるまでは秋雨は去らないので、皆さん覚悟しておいてください。ちなみに帰り道、イベントジャンパーはずぶ濡れになってしまったので、カード使ってパタゴニアのレインジャケットとか買ってしまいました。3万くらいしました。カードって怖いですね。

ああ、もう書くことなくなっちまった。日刊から週刊、隔週、月間と順調に廃刊路線を驀進しているこのサイトですが、(まあそんな見てる人も少ないとは思うけど)なんか書いてない日々が申し訳ないので、こちらが更新されない間はこれでも読んでて下さい。はっちゃけないので個人的には面白いとは思わんけど。暇つぶしにでも。

あと、おまつり。君へ。コメント放置しててすいませんでした。エロスパムだとばかり思ってました。